前期中間テストまであと1か月
岩見沢・栗山の多くの中学校では6月中旬~下旬にかけて「前期中間テスト」が実施されます。
上に兄姉のいる方は、親御さんも「どれくらいの得点をとるとうまくいっているか」を判断しやすいかもしれません。
しかし、長男・長女が「新中1生」という場合、親御さんにとっても「わが子の初めての定期テスト」で、評価の仕方がわからないという方も多いと思います。
参考までに去年の新中1生の平均点を見てみましょう。
A中学
国語:68点
社会:65点
数学:67点
理科:57点
英語:68点B中学
国語:63点
社会:71点
数学:76点
理科:55点
英語:73点C中学
国語:74点
社会:57点
数学:65点
理科:65点
英語:80点
こうして見てみると、小学校のテストのように、100点をとるのがあたりまえのようなテストではないことがわかります。
とくに「理科」「社会」は、学校の授業を聞いているだけでは得点はとれません。
教科書を読む以外に「何らかのテキストを解く」ことで、しっかり問題形式に対して正しく答える練習をしておかなければなりません。
一方で、英語や数学は得点差が開きやすく、今回の定期テストでは100点を取る子が各学校で多いのも特徴です。
とくに英語は、小学校のときに英会話教室や塾で勉強してきた子は、まったく家庭学習をしていなくても得点できるケースがあります。
家での評価のポイント
ご家庭での評価の仕方にも注意が必要です。
テストが帰ってきたら「よかったね」「わるかったね」のように得点だけに対するリアクションはあまり効果的ではありません。
本人の自己評価を聞きつつ、定期テスト前の2週間を振り返ってもらい、何が十分できて何が不足していたのか、その結果今回の得点になったんだと「行動と関連付けて」考えるきっかけを作り、次のやる気につながる評価をしてあげて欲しいです。
トップ校めざす場合は何点とればいい?
では、岩見沢東高校などトップ校を目指す子は、今回の定期テストでとれくらい取るべきかというと、
国語:90点
社会:90点
数学:100点
理科:90点
英語:100点
普段の定期テストでは合計450点くらいでOKですが、今回のテストは範囲的に英数が簡単であることから、合計470点を目指しましょう!
あと1か月しっかり家庭学習を徹底し、中学生活「最高のスタート」を切りましょう!