国語ってどう伸ばす?読書だけではない読解力を身につける方法

国語以外でも記述問題が増える

大学入学共通テスト・数学では読解力も求められる
以前まとめた、こちらの記事もぜひ! 「大学共通テスト」ですが、センター試験との出題傾向が違ってきます。 過去に実...

以前の記事にも書きましたが、2020年度からの大学入試改革で、センター試験が「共通テスト」に代わり出題形式も大きく変わります。

それに合わせ、国語だけではなく数学も「記述問題」が出題されます。

この傾向はおそらく、大学入試全体に影響を及ぼすはずです。

ポイントになるのはこちら。

・たくさんの情報から必要なものをいち早く見つける力

端的に言えば「情報処理能力」です。

これは単に本を読むだけでは伸ばしていくことが難しいです。

練習あるのみ。

では、普段はどんな練習をしてこの力を伸ばせばよいのでしょうか。

国語の問題でも「答えはひとつ」

数学と違って、国語の記述問題は「正解がいくつもある」「同じ表現なら正解」という話をよく聞きます。

しかし「共通テスト」では、基本的に答えは「ひとつ」用意されています。

そうでないと全国一律の客観的で公平な採点ができないからです。

ここがマークシートではない「記述問題」の(出題者側の)大変なところです。

なので、共通テストでは「詩歌」のような「読み手の想像力で解釈がいくつかある」問題は出題されません。

あくまで「問題文に書いてある範囲内で」「正解を導き出す」ことが必要です。

つまり、論説文では本文に書かれていない解釈を挟み込むと「たしかに筆者はそこまで考えた可能性があるけど、本文からは読み取れないよね」ということで不正解。

小説文でも「その後の展開でそうなるかもしれないけど、この本文だけではわからないよね」ということで不正解。

あくまで「本文に書かれた内容」から、必要な情報を抜き取り編集する力が試されます。

「文章」だけではなく「文書」も読む

共通テストの指針を示した、過去二年間のプレテストの内容を見ると「今までのような小説文・論説文」ではなく「法律文書」「報道文書」のような、おおよそ高校生が日常で興味を持ちにくい題材からの出題がありました。

さすがに、日常で「法律を読んで練習を!」というのは酷です。

一番身近な練習題材は・・・

家電などのマニュアルです。

昔は携帯電話のマニュアルが分厚くて、あんなのを全部読んでから使っている人なんていないんじゃないかなと思ったものです。

最近のスマホのマニュアルはすごく薄くて「使いながら覚えてください」といった感じですが、他の家電のマニュアルはなかなかの分厚さですよね。

そこから「困ったときに」必要な情報をいち早く抜き取り、問題解決をする力は入試にも役に立ちそうです。

いかに「必要な情報」に「早く」たどり着けるかが大切です。

ご家庭で家電の接続や操作方法を調べるのが苦手なお母さんたちは、子どもにどんどん任せましょう。

好きこそものの上手なれ。面白さを感じないと伸びない読解力

マニュアルから疑問点を見つけ出すことにも、面白さはあります。

とはいえやっぱり文章を読むこと自体に「面白み」を感じられなければ、なかなか読書量が増えないものです。

まずは好きな分野の本から手に取り、書かれた文章を読み解くことを楽しんでもらいたいです。

好きなスポーツチームのコラムでも、好きなタレントのエッセーやブログでもOK。

(残念ながら、YouTubeでは読解力は鍛えられません)

好きな分野の文章に日常から触れることで、語彙力が磨き上げら「長文」も楽に読み取れるようになります。(センター国語は80分ですが、共通テストは100分になります!長文を読む集中力も試されます)

語彙力を伸ばし、大学受験の成功はもちろんですが自分の考えを正確で丁寧に伝えられる大学生になってほしいです。