裁量問題の対策、いつからやるべき?
北海道の「裁量問題」・・・岩見沢東高や札幌圏の上位校受験者は、やっぱり気になりますよね。
実は、学習指導会では本格的な対策を「冬期講習」から実施するんです。
「・・・え?そんな入試直前にやるの?間に合うの??」
と不安になる方もいるかもしれません。
北海道の裁量問題は簡単です
でも実際は、裁量問題とはいえそんなに突拍子のない問題は出ていないんですよ。
導入された初年度は国語が極端に難しかったのですが。
年度や科目によってバラツキはあるものの、年を追うごとに難易度が低くなってきているというのが、正直な感想です。
たしかに、数学の裁量問題は毎年のように「難問」が2問程度出題されます。
が、受験者全体として正答率の低い問題です。
極論を言うと、
「みんな出来ない問題は捨てよう」
ということ。
その判断・勇気も大切です。
(満点を狙っている子は別ですが・・・)
裁量問題対策よりも「ケアレスミス対策」
つまり、札幌の東西南北などの道内トップレベル高でない限り、あまり「難問」の出来にこだわらないでもらいたいんです。
本当に合否を分けるのはそこではなく、
「当然のようにできるレベルのものを、ミスや勘違いせず得点すること」
です。
長文を「早く読む」訓練を
英語の裁量問題では、長文が1.5倍程度に長くなります。
そして20単語以上を使った作文問題もよく出題されます。
定期テストだけではなく、学力テストのタイプでよく練習しておくのはもちろんですが、入試対策用の教材を使って
「長文を素早く読み、だいたいの中身を把握する練習」
が必要です。
英単語・英文を一つずつ「日本語訳」にするのではなく、ざーーっと読み進んで内容をつかむ。
時間との勝負ですね。
学習指導会ではテキスト「サミングアップ」を使って入試対策プログラムでその辺の練習をしていきます。
(週3回コースの方は4月から実施。その他のコースの方は講習会&1・2月で仕上げます)
冬期講習会からは全員、「入試過去問」を使った演習も同時進行でガシガシ進めていきます。
理科が毎年難しくなっている
そしてここ最近は理科の入試が難しくなってきました。
実験内容を問題文から的確に判断し、習ってきた知識を応用する力が必要です。
理科が苦手な人は、語句の暗記問題で失点しないよう「浴びるように復習」しておきましょう!