最低限おさえておきたい大学入試改革まとめ

この記事は以前のものです。その後、共通テストの方針が変更になっていますのでご注意ください。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000000-mai-soci

【大学入試】英語の外部検定利用が延期に
2021年度の大学入試から予定していた「英語の外部検定利用」が延期になりました。 ポイントは ・「大学入...
2019.11.01のニュースで「英語の外部検定利用が延期」になりました。以下は過去の記事です。

「センター試験」から「共通テスト」へ・・・って、結局何が変わるの?

複雑な制度改革ですが、なるべくコンパクトにまとめました。

※この記事は2019年1月時点での情報のまとめです。

大学入試の仕組みは2024年までさらに変化していきそうなので、今後の情報にご注意ください。

なお、新中1生が気をつけたい「高校入試」に関しては、こちらをご覧ください。

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スケジュールは?

大学入試センター試験は来年2020年1月で終了です。

代わりに「共通テスト」がスタート。

この「共通テスト」、2020年度(2019年4月で高2になる子の大学受験)から「先行実施」されます。

「本格実施」は2024年度(2019年4月で中1になる子の大学受験)から。

それまで「共通テスト」の配点や傾向は変わっていきそうです。

問題内容は?

「共通テスト」では、センター試験のようなマーク式ではチェックできなかった「思考力・判断力・表現力」を重視します。

そのため「国語」「数学」で一部「記述問題」が出題。

マーク式ではないので、自己採点が困難になります。

英語は「リーディング」と「リスニング」の配点が「1:1」の割合になります。(現在のセンター試験では「4:1」)

(ポイント)

  • 題文が長文化している。読解力は「数学」「理科」のテストにも影響しそう。

  • 実社会に応用された問題が出題。(プレテストでは「建築基準法」の中で、三角関数を利用した問題が出題)初めて見るタイプの問題であっても、今まで学んだ知識の「何を」使うのか判断し応用することが求められそう。

  • 国語は単なる「小説文」「説明文」だけではなく、「公文書」や「契約書」のような文章を読んで、必要な情報を素早く把握する読解力が必要。

英検などの「外部テスト」はどう使われるの?

英語の選抜基準に「外部テスト(英語4技能テスト=英検など)」を利用する学校もあります。

対応は大学によってさまざま。

  1. 出願資格とする(「英検準2級以上」など)
  2. 共通テストに加算する(「英検準2級」なら16点加算など)
  3. 出願資格とし、さらに共通テストにも「級に応じた得点加算」をする
  4. その他の活用(外部テストを級ごとに数値化し、大学独自テストと比較して高い方を合否判定に使うなど)
  5. 活用せず

2019年1月現時点での発表では国立大学は1のパターンにする予定の学校が多いようですが、私立大学は対応がバラバラ。

なお、「外部テスト」の結果は、高3時の4~12月の間の2回分までを大学側に提出できます。

(ポイント)

  • 受験可能性のある大学の選抜基準を早めに把握しておこう。

  • 英語「外部検定」は英検なら高3時に2級を取っておけば安心(準2級は高2までにとっておこう)。

私立の個別試験(2次試験)はどんな感じ?

私立上位校は「高度な記述問題(テーマが与えられ、課題解決のための自分の考えを記述する)」が増えています。

(ポイント)

  • 受験校はどういうことに関心がある生徒を欲しがっているか、過去問で扱われている「話題」をチェックしておこう。

AO入試と推薦入試はどうなる?

AO入試は「総合型入試」となり、「学力検査免除」が見直されます。

国立大学の「総合型入試」「推薦入試」は定員拡大になっていきます。

(ポイント)

  • 国立大学の「AO・推薦」は2018年度では16.8%だったが、2021年までに30%に拡大予定。

  • 高校入学時までにすでに国立大学を志望している生徒は、高校1年からしっかり「すべての科目」で成績を上げておき、「国立のAO・推薦」→「だめなら一般入試へ」が最善。(どうせ「国立」は受験科目が多いんだから、高1からコツコツやっておこう!)

今後も情報収集を進めます

以上、現時点でそろっている情報をまとめました。

制度設計が確定していない「大学入試改革」ですが、学習指導会では今後も情報収集し、発信していきます!