※この記事の後、2/13出願変更後の倍率が発表されました。こちらも参考にしてください。
今年の高校入試は、岩見沢東も岩見沢西も定員割れ。
その一方で岩見沢緑陵(普通科)はほぼ定員通りの出願でした。
(出願変更後の倍率発表は2/13)
今回、1クラス減の岩見沢西でしたが、それをさらに下回る出願状況。
年々、生徒集めに苦戦しているように見えます。
一方で、毎年人気が集まる岩見沢緑陵(普通科)ですが、なぜなんでしょうか。
岩見沢緑陵 VS 岩見沢西
塾生の話を聞いてみると・・・。
中学に上がるタイミングで、目標とする高校がはっきりしていない子や親御さんにとって、「緑陵普通科くらいに入れれば・・・」と、「目標の基準」にする高校としてとらえているようです。
また、「学業と部活・学校イベントをバランスよく進める高校生活が送れる」という認知も広まっているようです。
学校説明会を見に行った生徒も、そんな手ごたえを感じてくる子が多いです。
来年度(2020年4月入学)の募集定員が、緑陵普通科は1クラス減となり、さらに激戦が予想されます。
では、定員割れが続いている岩見沢西高校はどうでしょう。
これも生徒へのヒアリングでの印象ですが、学力に関しては「生徒間格差」があるようです。
「どうせ定員割れするだろうし」と勉強をおろそかにしてきた子や、2次募集で入学してきた子もいるようですし、一方で「岩見沢東高では、勉強についていくのがハードそうだから」と、ある程度の余裕をもって3年間の学校の勉強を進めつつ、大学入学を目指す子が一定数います。
結果として、大学入学の実績は、「緑陵(普通科)」よりも、まだまだ「岩見沢西」が上のようです。
今年も数名が「岩見沢西」から国立大学の推薦入試に合格しているそうです。
※最終的な「高校別進学実績」は集計が出次第、ご紹介します。
どれくらいの成績で入れるの?
合格・不合格にとらわれず、入学後も苦戦しない学力で入学してもらいたいです。
そういう意味では、
岩見沢緑陵(普通科):
Eランク(成績オール4に3が少し混ざる)・定期テストで380点以上
岩見沢西:
Dランク(成績オール4)・定期テストで400点以上
中学でこれを安定的に得点できていると、高校へ行ってもそれほど苦労しないスタートラインが切れると思います。
※これは私が卒業生からヒアリングした結果と、その子たちの中学時での成績を振り返って出した、現時点での「参考値」です。
(合否ラインでは、緑陵の方が偏差値が高いです)
志望校決定には、やはり「その高校で」「何を優先したいか」「自分がどう成長できる環境の高校か」をよくよく考えて決めてもらいたいです。
「友達が行くから」「入りやすそうだから」で決めてはダメですよ。
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