定員割れしていたら全員合格?

結論から先に書きますが、北海道の効率高校入試は「定員割れ」していても、全員合格ではありません。

具体的に見ていきましょう。

令和5年の岩見沢東高校は大きく定員割れし、

・定員200名
・出願者149名
・受検者143名
・合格者139名
・入学者149名(二次募集で10名合格)

となっています。

令和7年度(2025年度)道立高等学校入学者選抜の手引 - 教育庁学校教育局学力向上推進課
令和6年度(2024年度)道立高等学校入学者選抜の手引 ○入試要項をダウンロードできます。

(令和7年度(2025年度)道立高等学校入学者選抜の手引(全体版)(前半) より)

出願者に対して受検者が少ないのは、私立や高専に合格し辞退した生徒です。しかし、受験者に対して合格者が少なくなっているのは、学力が理由で不合格になった可能性があります。(岩見沢東高校には面接試験はありません)

令和6年からはじまる新設校の岩見沢東高校でも、定員割れが予想されます。

もし倍率が1を切っていても「絶対合格するから」と勘違いし、勉強する手をとめてしまわないよう注意しましょう。

とくに東高校の文理探究科へ行くのなら、入学したあとのことも考えた努力の継続が必要です。その行動ができない生徒さんは、入学後に必ず苦労します(高校で勉強についていけません)。適性を考えた志望校選択を。

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