数学ぎらいな生徒、3つの要因

こちらでもポストしたのですが、数学がきらいな子には共通点があります。

数学が苦手な子の共通点
岩見沢指導会でこれまで見てきた生徒さんのうち、数学が苦手な子に共通するのは 途中計算を書かない という点です。 逆...

克服には

①どんな考え方を使って、どんな手順で解いていくのか、その流れを普段からしっかりノートに書きだす。

②途中計算は消さず、もし間違えた時はあとで「どの手順でミスをしたか」振り返れるようにする。

③余白は多めにとる。答え合わせをしたときには「正しい途中計算」を書き込めるスペースをつくっておく。

と、まとめました。

それ以外の注意点としては、

①「0」なのか「6」なのか、普段からしっかり使い分けて書く。

②意外と掛け算九九で困っているかも・・・3×7や3×8など、ニジュウ「イチ」か「シ」か「シチ」か、意識的にしっかり音読してみる。

③分数の計算はノートを二行使って、約分結果の数字を見落とさない。

です。どれも「そんなことでは間違えない!」「掛け算九九だなんて、馬鹿にし過ぎだ!」と怒られそうですが、いいえ案外そこが盲点になっていて失点している子、岩見沢指導会でも少なくないんですよ。

小学生の親御さんには、とくに②をご家庭でチェックしていただきたいです。音読を適当にしていると、そのツケが中学校の成績不振につながります。音読に付き合えるのも、せいぜい小学校低学年のうちです。

子育てと仕事の両立で忙しい中だとは思いますが、ご家庭でしっかり仕上げてもらいたいです。

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