「先生、勉強方法を教えてください」

保護者「勉強方法がわからないようなんです」

生徒「勉強法を教えてください」

よく聞かれます。

もちろん、生徒さん一人ひとりの今の状況・今までの勉強してきた経緯しだいで細かいアドバイスは変わってくるのですが、基本的にみなさん共通する学習法は以下の通りです。

英語:教科書の単語・熟語の暗記(書き取り練習と暗記できたかの確認作業)と文法の理解(教科書基本文の暗記と書き取り・教科書の章末に書かれた文法説明の読み取り)
数学:計算はノートに途中の手順を振り返れるように書き込む習慣を身につける・解き直しで繰り返し練習・不明点はそのままにせず質問する
理科:教科書の熟読(実験ものの「目的」や「結果」を中心に)・計算問題は理解できていないものは質問し、その後は身につくまで繰り返し練習
社会:教科書の熟読(歴史は「原因」「結果」など流れをつかむ)・暗記物はテキストを繰り返し練習
国語:教科書を熟読・読解問題を練習・漢字の書き取りと古典漢詩は訳と用語の暗記

どれを説明しても、生徒のリアクションは「・・・はぁ」といった感じ。

わかりますよ、どれも「目新しい学習法」ではないですよね。あたりまえすぎて、ピンとこないんですよね。

そうです。勉強というのは、こういった「あたりまえ」の「積み上げ」が大切なんです。斬新な学習法で「そうか!やってみよう!!」と瞬間的に思っても、積み上げなくては成果など出ません。

大切なことは、「あたりまえの行動を、やり続けること」です。そんなのやってるよ!というみなさん、本当にやってますか?どれだけやってますか?身につくまでやってますか?

中学校までの勉強は、「積み上げ」がすべてです。

ただし、積み上げてきたと言い切れるひとは、それで成果が出ない場合「軌道修正」が必要です。つねに努力の質・方向性を見直しつつ、積み上げを継続しましょう。

それでも行き詰ったら、岩見沢指導会の高嶋に相談を!

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