岩見沢指導会では新中1生の募集をスタートしました。
定員になり次第、締め切りです。また、他の学年は定員のため新規募集をしていませんので、ご了承ください。
中学入学から「塾」は、かわいそう?
さて、中学生の入塾面談などで、小学生の弟さん・妹さんのお話が出ることがあります。
だいたいの保護者様は「今のところ勉強は順調に進んでいる」「テストでほぼ100点を取ってくる」とおっしゃいます。
本当に順調であれば、塾を利用する必要はありません。
学校の授業をしっかり理解し、自宅学習も十分とれているのでしょう。
一方で
「中学校に入ってすぐ塾に通わせるのはかわいそう。」
「しばらく中学生活に慣れてから考えたい。」
「部活もあるので、勉強ばかりで負担をかけるのはよくない。」
という意見をお持ちの方もいらっしゃいます。
「勉強」=「苦役」のようなイメージは、おそらく保護者様自身の経験から来るのでしょう。
たしかに、ときにはシンドイ勉強もあります。
たとえば掛け算九九の暗記などは、シンドイけど暗記を乗り越えるしかありません。
ただ、本当にかわいそうなのは
「小学校のうちに苦手な単元・科目をそのまんまにしておく」ことです。
とくに国語・算数・英語。
小学校で苦手な子は、中学校で確実に苦労します。
学校での授業時間のほとんどを、わからないまま眠気と戦い、先生に当てられないよう祈りつつ、時計をチラチラ見ながら過ごすことになります。
学校のテストだけでは小学校の勉強が身についているかどうか、保護者様は判断が付きにくいかもしれません。
ただ、学校のカラーのテストで80点を下回ることがあれば、マズいです。
中学入学の前、3月から春休みにかけて小学の復習を完成させておくべきです。自宅でそれが難しい場合は、塾を利用しましょう。
「市内の高校に行ければ大丈夫」?
「そんなに上位の高校を目指していないので、うちは大丈夫。市内のどこかの高校にいければいいので。」
というお話も耳にします。
ですが、その状況では(岩見沢)市内の高校へはいけません。
学校の勉強についていけないレベルであれば、中学校の成績でオール3以上を取ることが難しいからです。
国語・算数・英語の「苦手」は、小学生のうちに対処する必要があります。
手遅れになる前に手を打ってください。
もちろん、勉強だけがその子の将来を決めるものではありません。
しかし、大半の子どもにとって、どの高校に行くかはその後の人生や職業選択に大きな影響を与えます。
「選べる高校が少ない」学力よりも、「行きたい高校に行ける」学力であったほうが良いに決まっています。
岩見沢の子どもたちは、大半が中学受験などせず地元の公立中学に進学します。
受験がないので「塾など不要」と考えずに、ぜひ「必要な方」は近隣の塾に問い合わせ・無料体験をしてみてください。
一番大切な「興味を持つこと」
子どもたちにとって「興味・関心をもつこと」は、当然「ひとそれぞれ」です。勉強に興味を持つ子もれば、どうしても持たない子もいます。
しかし本来、「わからないことがわかるようになった!」「前よりできるようになった!」という「伸びている」感覚は、どんな子どもにとっても興味をもつことへの大切な入口になります。周りの大人たちが、そういった成功体験をどれだけ経験させてあげられたか、あるいは演出できたかが重要です。
結果だけを評価するのではなく、「前より伸びた」ことをきちんと伝えてあげましょう。親御さんだけではなく、第三者的な「塾の先生」がほめてあげる・一緒になって喜ぶことが、子どもたちにとっての励みにもなります。
塾を「苦役」と考えず、チャンスを伸ばす場所ととらえていただけると幸いです。