北海道ではまもなく、中学3年生を対象とした「学力総合Aテスト」が実施されます。
テストが返却されると、生徒たちからは「よかった」「わるかった」という感想がすぐに返ってきます。しかし本当に大切なのは、点数の良し悪しではなく「どの科目の、どの単元が身についていて、どこが身についていないか」を確認することです。
学力テストはA・B・Cとそれぞれ出題範囲が異なるため、回を重ねるごとに点数が右肩上がりに伸びていくとは限りません。そのため、点数の増減だけを追いかけていると、「努力が報われていない」「実力が下がっている」といった誤解が生まれやすくなります。
ご家庭で結果をご覧になる際も、「よかったね」「わるかったね」と点数だけで評価するのではなく、「どの単元でつまずいたのか」「次に向けて何をすべきか」を本人が振り返れるような声かけをお願いできればと思います。(これは先日実施された「北海道学力コンクール」でも同じです)
そして、答案返却後の振り返りは「ミスしたけれど理解できた」という問題を、どれだけ丁寧に「解きなおしできたか」、入試まで得点力を上げられるかどうかの勝負の分かれ目となります。わかったつもり、これは理解できたからもう大丈夫・・・だけではダメです。しっかり手を動かして「正答」を「自分の手で再現できるか」実際に解きなおししましょう。そんな具体的なアドバイスをご家庭でされてみてはどうでしょうか。
学力テストは、あくまで入試の予行練習です。今のうちにたくさん間違え、課題を洗い出しておくことが、半年後の入試本番で「自己ベスト」を出すための一番の近道です。