「学校推薦が通った!もう勉強しなくていい!!」
・・・ではマズいです。
そういう気持ちがつい出てきてしまう、推薦入試を受ける中3生に伝えたい3点はこちらです。
「学校推薦通過」=「全員合格」ではない
北海道の公立高校だと、推薦の合否はほぼ「内申点(3年間の通知表の結果)」で決まります。
もちろん3年生の後期の通知表まで加味されます。
一般入試だと入試当日点で挽回できても、推薦入試ではそうはいきません。
学校推薦が通っても、まだ全部の定期テストが終わっていませんよね。
当然最後まで気を抜かず、やりきる必要があります。
「推薦枠より出願者が少ない」=「全員合格」ではない
受験者の出願状況は、毎年1月下旬に発表になります。
推薦出願者数もその時点でわかりますが、推薦枠より出願者数が下回ったからと言って、全員合格ではありません。
定員枠いっぱいまで合格させるかどうかは学校次第。
保証はありませんので、当然「もしもの時の一般受験」の準備は必要です。
不合格を知ってから必死で「一般受験」の準備をしても、手遅れです。
「内定通知が来た」=「もう勉強しないでも大丈夫」ではない
今年度の(北海道)公立高校推薦入試は2019.2.12です。
そこから1週間程度で合否がわかります(各中学校に通知され、先生から本人へ伝えられます)。
ここで「内定」が出て勉強をストップしてしまうとどうなるか・・・3月まで必死に勉強し一般受験で入学した子たちと、4月スタート時点ですでに学力差が出てしまうことになります。
高校入学は「ゴール」ではありません。
新しい高校生活をより良くスタートするためにも、どうか推薦入試を受ける子たちには「努力をやめてしまわないこと」を強調しておきたいです。