『やる気スイッチ』
某学習塾がCMで使っていたフレーズ「やる気スイッチ」。
ですが、生徒のやる気をONにするスイッチがあれば、こんなにすばらしいことはないですよね。
それを探して、スイッチを入れるのが塾の役目なのかもしれません。
どんなに「丁寧に」「わかりやすく」勉強を教えても、生徒の「やる気」がONにならないと、なかなか成果につながりません。
やっぱりスイッチは『脳』にあった
さて、そんな『やる気スイッチ』
せっかくだから人に入れてもらうんじゃなく、自分でONにできれば最高ですよね。
実は、脳科学的にはもう「スイッチ」が発見されています。
脳の『側坐核(そくざかく)』という部分がその役目をもっていて、ここを刺激することで「やる気」がアップするそうです。
側坐核を刺激するには・・・「とりあえず始める」こと。
やる気が上がらなくても、「とりあえず始める」ことで、作業興奮が起き、案外やる気が上がって作業を続けられる仕組みです。
たしかにそういう経験ありますよね。
めんどうな掃除も、やりはじめると案外快適になります。
”5分”机に向かうだけ
勉強の場合、とりあえず「5分机に向かう」ことが大切です。
「このゲームが終わったら」
「このテレビを見終わったら」
「少しのんびりしてから」
などと言っている間に、脳は楽をしようとどんどんやる気を奪っていきます。
だから有無を言わさず机に向かう。
毎日、開始時刻を決めておくと楽です。
それが習慣になれば、日々の積み重ねになっていきます。
ということで、やる気が上がらない日でもまずは「5分机に向かう」ことをお勧めします。