学力アップの「土台」は「規則正しい生活リズム」でつくる

早寝早起き朝ごはん

ずいぶん前から言われるようになった「早寝早起き朝ごはん」の習慣。

子どもの健康にとって大切なことなのですが、理想と現実は違うもの。

部活がはじまったばかりの中1生や長期休みの後などでは、生活リズムが乱れがちです。

また、学校から帰ってきたら「一度昼寝」をしてしまう習慣をつけてしまうと、夜眠れなくなり学校の授業中に眠くなると相談を受けることも多いです。

午前中眠いのは、休みの日の「寝だめ」が原因!?

やや古い統計(平成26年)ですが、文科省の調査によると「学校がある日とない日とで、起床時間に2時間以上ずれがある」と答えた子は、「午前中の授業が眠い」割合が多くなるそうです(小・中・高校生いずれも)。

睡眠は「質」と「量」で決まります。

中学生は寝る2時間前(大人でも1時間前)までにはスマホやパソコン・タブレットを触らず、寝る準備をしましょう。

ベッドの近くのコンセントで充電させていると、つい直前まで触ってしまうのでNGです。

家族間で「掟」をつくりましょうね。

  • 学校のある日も休みの日も、就寝時刻は同じにする(どうしても眠気が来ない場合は、ベッドで教科書を読みましょう。すぐ眠くなります。)
  • 休みの日に「寝だめ」しない(寝だめすると「時差ぼけ」のような症状が出て、翌日起きるのがつらくなります。)
  • どうしても眠いときの昼寝は、ウトウトする程度に20分以内まで(それ以上寝ると、夜の寝つきが悪くなる)

定期テスト日が近づく今、体内時計を整えておきましょう!

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