必ず得点アップできる「英語嫌い」がやるべき3つのこと

定期テスト日が近づいてきました。

テスト後、岩見沢指導会では全生徒の答案を回収し、生徒がどのようなミスをしているのか確認します。

そのうえで今後の学習計画に反映させたり、学習方法についてのアドバイスをするようにしています。

積み上げの教科である英語と数学は、例年(特に中2になると)苦手にする子が増えます。

問題なのは「わからないまま」だと「高校へ進んでもわからないまま」になってしまうことです。

そうすると、学校の授業時間はただ苦しいだけ。

なので苦手にしている子は、早め早めの対処が必要です。

そこで英語の勉強方法についてまとめました。

1.単語と熟語の暗記は「書いて」「読んで」「テストして」

教科書の端に「新出単語」と「熟語」が書かれています。

学校ノートや教科書ガイドを見ながら、意味や発音を確認しましょう。

そして「書いて覚える」こと。

眺めているだけでは、頭に入りません。

「3回書いたから覚えた」なんて思わないこと。

そんな天才は、なかなかいません。

1ページ作業が終わったら、暗記できているかテストしましょう。

「日本語」だけを見て「英単語(熟語)」に置き換えられるか自己確認(必ず書いて)しましょう。

2.基本文を「書いて覚える」

新しい単元(unitやlesson)に進んだら、毎回「基本文(進出の文法を含んでいる例文)」が出ていると思います。

これも「日本語から英文に直せるか」書いて覚えましょう。

単語と同様、「暗記できたかテスト」することも忘れずに。

この基本文は、そっくりそのままテストに出ることが多いです。

また、「型」を覚えることで、あとは単語を変えるだけだったり、細かい表現が追加されているだけだったりで、別の分を作る際にも応用がきいたりします。

眺めているだけではダメです。

実際に声に出して読みながら書きましょう。

「書く」「言う」など、いくつかの「感覚」を同時に使ったほうが、頭に入りやすいです。

勉強は「手書き」がおすすめです。最近の研究によると、タブレット学習より手書きのほうが有益であることが示唆されています。

漢字の手書きは文章力の発達に独自の貢献をする―読み書き発達の二重経路モデルの提唱―
 大塚貞男 医学研究科特定助教、村井俊哉 同教授の研究グループは、公益財団法人日本漢字能力検定協会が実施している日本漢字能力検定(漢検)と文章読解・作成能力検定(文章検)の両方を受けた中高生の受検データを解析し、漢字の手書き習得が文章力の発達に独自の貢献をすることを明らかにしました。  本研究では、漢字(読字、書字、意...

3.学校ワークは「3周」やる

学校ワークは同じ問題または類題が定期テストに出題されます。

一度やっただけでは頭に入りません。

そんな天才は、なかなかいません。

本当は、直接書き込まずノートに書いてほしいのですが(何度も繰り返し練習できるように)、学校の授業で記入させたりワーク提出があったりするので、直接書かざるをえないかもしれません。

そんな場合でも、一度書いた解答欄をノートで隠しながら都度「解けるか」繰り返し練習もできるはずです。

または、マーカーで線を引くとカラー下敷きで隠して問題を解く文具もあります。(↓こういうタイプです。300円くらいです。)

英語は「何度も書いて」覚えるのが鉄則です。

頭の良しあしやセンスなど関係ありません。

そもそも「英語」は「学問」ではなく、単なる「道具」です。

英語圏に住んでいれば、7歳児でも身につけられるレベルのものを僕ら日本人は中学校で学んでいるわけですから、気後れせず「書いて読んで見直して」覚えてしまいましょう。

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